東京近郊で叶える！畳とカーテンの絶妙マッチング術～和モダンな空間づくりのコツを徹底解説～

2025年6月15日 2025年6月15日 ogawatatami

インテリアカラーとカーテン：部屋の印象を決める色彩選択術

インテリアカラーを選ぶ際、まず部屋の基調色を決めることが重要です。基調色は、壁や床、大きな家具などの主要な面積を占める色のことを指します。畳の張り替えを考えている方は、畳の色も基調色の一部として考えましょう。

畳の色は、緑系の新しい畳から、使い込んで茶色くなった畳まで、さまざまな色味があります。畳張り替えの際には、部屋全体の雰囲気に合わせて色を選びましょう。例えば、明るい印象にしたい場合は淡い緑色の畳を、落ち着いた雰囲気にしたい場合は茶色がかった畳を選ぶとよいでしょう。

基調色を決めたら、それに合わせてアクセントカラーを選びます。アクセントカラーは、クッションやカーテン、小物などに使用し、部屋に変化をつけるのに効果的です。基調色が落ち着いた色なら、鮮やかなアクセントカラーを使うことで、部屋に活気を与えることができます。

カーテンは、部屋の印象を大きく左右する要素の一つです。カーテンの色を選ぶ際は、壁や畳の色との調和を考慮しましょう。

例えば、畳の部屋では和の雰囲気を生かしたカーテンを選ぶことができます。薄い緑色や淡いベージュのカーテンは、畳の色と自然に調和し、落ち着いた雰囲気を演出します。一方で、畳との対比を楽しむなら、深い青や赤などの色を選んでみるのも面白いでしょう。

カーテンの素材も重要です。夏は涼しげな印象の麻や綿、冬は温かみのある厚手の生地など、季節に合わせて選ぶことで快適性と見た目の両方を満足させることができます。

また、カーテンの柄や質感にも注目しましょう。無地のカーテンは落ち着いた印象を与えますが、シンプルすぎると単調に感じることもあります。適度な柄や織り模様のあるカーテンを選ぶことで、部屋に奥行きと個性を出すことができます。

インテリアカラーとカーテンを選ぶ際、忘れてはならないのが光の影響です。自然光や人工光によって、色の見え方は大きく変わります。

畳の部屋では、特に自然光の影響が大きいです。南向きの部屋では強い日差しが入るため、カーテンは遮光性の高いものを選ぶとよいでしょう。一方、北向きの部屋では柔らかい光が入るため、薄手のカーテンでも十分な場合があります。

また、畳張り替えを考えている方は、新しい畳の色が光によってどのように見えるかも確認しておくとよいでしょう。展示場やサンプルで見た色と、実際の部屋での見え方は異なることがあります。可能であれば、実際の部屋で畳のサンプルを確認することをおすすめします。

人工光も色の見え方に大きく影響します。電球色の明かりは暖かみのある雰囲気を作り出しますが、色を黄色っぽく見せる傾向があります。一方、昼白色や白色の明かりは色を自然に近い状態で見せますが、冷たい印象を与えることもあります。照明の色温度を考慮しながら、インテリアカラーとカーテンを選ぶことが大切です。

以上の点を踏まえながら、自分好みの色彩選択をしていくことで、心地よい空間を作り出すことができます。畳の部屋でも、現代的なインテリアと組み合わせることで、和モダンな雰囲気を演出することも可能です。自分らしい空間づくりを楽しんでみてください。