襖の美と寿命を守る！プロ直伝のワックス塗布テクニック

2025年9月14日 2025年9月14日 ogawatatami

襖掃除の仕上げワックス：木部の保護と美観維持術

襖の木部は日々の開閉や環境の変化によって摩耗し、劣化していきます。特に大掃除の季節には、襖の手入れも欠かせません。ワックスを塗ることで、木部を保護し、美しさを長く保つことができます。

ワックス塗布の主な利点：
- 木材の乾燥を防ぎ、割れや反りを予防
- 汚れの付着を軽減し、日々のお手入れが楽に
- 艶を出し、襖全体の見栄えが向上

襖の木部にワックスを塗ることで、単なる清掃以上の効果が得られます。大掃除の際には、ぜひワックス塗布を取り入れてみましょう。

襖用のワックスを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう：

- 無色透明タイプを選ぶ（木目を活かせる）
- 天然素材のワックスがおすすめ（化学物質による変色を防ぐ）
- 固形タイプか液状タイプかは好みで選択

塗布方法：
1. 襖の木部を清掃し、乾かす
2. 柔らかい布にワックスを取る
3. 木目に沿って薄く均一に塗る
4. 5分ほど乾かす
5. 別の清潔な布で余分なワックスを拭き取る

大掃除の際には、襖を外して作業すると丁寧に塗ることができます。ただし、重いので注意が必要です。

ワックス塗布後のメンテナンス：
- 定期的に乾いた布で拭く（週1回程度）
- 湿気の多い季節は特に注意して手入れする
- 半年〜1年ごとにワックスを塗り直す

注意点：
- ワックスを塗りすぎると、べたつきの原因に
- 畳や襖紙にワックスが付かないよう注意
- 強い日差しや熱を避けて保管（ワックスが溶ける可能性）

大掃除の際にワックスを塗っても、その後の日々のケアが重要です。簡単な手入れを続けることで、襖の美しさと機能性を長く保つことができます。

襖のワックス塗布は、見た目の美しさだけでなく、襖の寿命を延ばす効果もあります。東京近郊で畳の補修や襖の手入れをお考えの方は、ぜひプロの助言を受けてみるのもよいでしょう。専門家のアドバイスを得ることで、より効果的な大掃除と襖のメンテナンスが可能になります。

大掃除の季節、襖の手入れにワックス塗布を取り入れることで、和の空間がより美しく、長持ちするはずです。手間をかけた分だけ、快適な住環境が実現できるでしょう。