「東京近郊で畳リノベーション！種類・寿命・お手入れの秘訣と最新トレンドを徹底解説」

2025年6月26日 2025年6月26日 ogawatatami

襖の安全対策：地震時の転倒防止と子供の指はさみ防止

地震大国日本では、家具の転倒防止は重要な課題です。襖も例外ではありません。特に和室がある家庭では、畳張り替えと同時に襖の安全対策も検討すべきでしょう。

転倒防止の主な方法は以下の通りです：

・襖の上部を天井や壁に固定する：L字金具やストッパーを使用して、襖が倒れないようにします。

・襖の下部に滑り止めを設置：地震の揺れで襖が動かないよう、レールに滑り止めテープを貼ります。

・軽量素材の襖に交換：重い襖は転倒リスクが高いため、軽量素材（プラスチックや軽量木材）の襖に替えることも検討しましょう。

これらの対策は、DIYで行うことも可能ですが、専門業者に依頼するとより確実です。畳の張り替えを行う際に、同時に襖の安全対策も依頼すると効率的でしょう。

小さな子供がいる家庭では、襖での指はさみ事故に注意が必要です。以下の対策を講じることで、事故のリスクを大幅に減らすことができます：

・指はさみ防止グッズの使用：襖の端に取り付ける専用のカバーや、襖と枠の間に挟むクッション材があります。

・襖の開閉速度を抑える：ダンパー（緩衝装置）を取り付けることで、襖がゆっくりと閉まるようになり、急な指はさみを防ぎます。

・襖の下部に隙間を作る：襖の下部に少し隙間を作ることで、指が挟まれても抜けやすくなります。畳張り替えの際に、襖の高さを少し調整してもらうとよいでしょう。

・子供への教育：襖の正しい開け閉めの仕方を教え、遊び道具にしないよう指導することも大切です。

これらの対策は、子供の成長に合わせて見直し、必要に応じて変更や撤去を行いましょう。

襖の安全性を維持するには、定期的なメンテナンスと点検が欠かせません。以下の点に注意しましょう：

・レールの清掃：襖がスムーズに動くよう、定期的にレールの掃除をします。畳張り替えの際に、レールの清掃も一緒に行うとよいでしょう。

・紙の張り替え：破れたり汚れたりした襖紙は、早めに張り替えます。破れた部分から子供が指を入れてケガをする可能性があります。

・金具の点検：転倒防止用の金具や、指はさみ防止グッズが正しく取り付けられているか確認します。

・がたつきのチェック：襖ががたついている場合は、部品の交換や調整が必要かもしれません。

・障子との併用：襖と障子を併用することで、二重の安全対策になります。畳張り替えの際に、障子の設置も検討してみてはいかがでしょうか。

定期点検は、季節の変わり目や大きな地震の後に行うのがおすすめです。専門業者による点検を年に1回程度行うと、より安心です。

以上の対策を実施することで、襖の安全性が大幅に向上します。畳張り替えのタイミングで、襖の安全対策も一緒に見直してみてはいかがでしょうか。和の趣を楽しみながら、安全で快適な住環境を作りましょう。