「畳がボロボロになってきたから、畳替えしたいな」
「畳替えって具体的に何からすればいいんだろう」
そう思っている方も多いと思います。
そこで、「畳替えってどんなことするの?」をテーマにブログを書いてみたいと思います。
今回、具体的な流れとして5つに分けてみました。「畳替え前日までのご準備」までが《前編》となっております。
・畳店探し
・下見、お見積
・畳替え前日までのご準備 (前編は、ここまでの内容を書きます)
・畳替え当日~畳の引上げ
・畳替え当日~畳の納品
それでは早速1つ目からスタートです✨
*畳店を探しましょう*
チラシや広告に出ている畳屋さんでも、一度HPを検索しましょう💻
皆様のお家に上がってお仕事するのが私たち畳屋です。
信頼できる畳店に施工してもらうのが一番なので、事前に下調べをすることはとても大切です。
ご近所さんの口コミやご紹介もオススメです!
候補の畳店が決まったら電話もしくはメールをしてみましょう。(その時の畳店の対応や印象なども判断材料になります)
安売りのチラシにはお気をつけください💦 安さには必ずカラクリや条件があります。
*下見・お見積*
施工に入る前に必ずお見積と下見をしてもらいましょう。
下見とは、今現在お客様のお家の畳がどんな状態なのかを見てもらうことです。
見るポイントとしては
・現在付いている畳表の状態(畳表の種類、傷み具合など)
・畳の厚み(新しい分譲マンションや建売は薄い畳が入っているケースがあります)
・畳床の素材、状態(張替えができる畳床か・傷んでないか・カビていないかなど)
・家具の大きさや数
・誰が主に使うお部屋か(居間、仏間、客間、寝室、子供部屋など)
・お部屋全体の環境(日当たりや湿気の多い少ないなど)
こういう情報を畳屋さんに多く知ってもらうことで、お客様の住環境や生活環境、ご予算に合わせた畳替えをご提案してもらえます。
また私たち畳店側からすると、下見をさせていただくことで畳替え当日の準備がしっかりできるということと、年に数件ですが下見をした時に畳の下の床板からシロアリを発見!ということもあります。この場合は、しっかりシロアリを駆除して家の土台や床板などのメンテナンスをしないと、後々家全体が大変なことになってしまう可能性があります。なので、お家の健康診断のつもりで下見をしてもらうといいと思います!
そして意外と大事なポイント!!お見積の時は、なるべくご家族皆様、または決定権のある方に参加してもらった方がいいと思います。
お見積後、どんな畳にすることにしたのかをご家族に話した時、参加していなかったご家族から「もっとこうしたかった」など言われてしまい、ご家族間でトラブルになったり、2回お見積もりをすることになった、畳替え自体を中止することになった、なんてこともあります💦
せっかくお時間を作っていただく「下見・お見積」です。できるだけご家族皆様で参加し、一緒に畳屋さんの話を聞いてもらえるといいと思います。
小川畳店を始め多くの畳店さんは、お見積の時に畳表や畳縁のサンプルを持参いたします。実物を見たり触ったり畳の香りを嗅いでみたりして、お客様の納得のいく1品をお選びください。
お見積の内容に納得したら、施工日を決めてその日まで楽しみに待ちましょう🎵
*畳替え前日までにやっておくこと*
基本的には何もありません😃
しかし、畳のお部屋に割れやすいものや水物、ご貴重品などが置いてある場合は、事前に他のお部屋に移動しておきましょう。
荷物がたくさんある場合、家具などは中身もそのままで動かしたりしなくて大丈夫ですが、細々とした物がある場合は、事前に片付けておくと当日の作業がスムーズです。
以上が①畳替えってどんなことするの?《前編》でした。