ポット苗作りに熊本へ!

2016年10月27日

10月半ばに、いつもい草の刈取りのお手伝いに行っている熊本県八代市の農家さんのところへ行ってきました✈️

ん?こんな忙しい時期に旅行か?いえいえ?

題名にもある通り「ポット苗作り」のお手伝いに行って来たんです‼️


いつも一緒に行っている八巻さんと。

「ポット苗」とは…来年の夏に収穫するい草の準備のことです。
どんな作業かというと、読んで字の如く「ポットに苗を入れる」のですが、これがまた経験がモノを言う奥の深い作業なのであります。


苗を田んぼから抜いていきます。

まとまったら車に運びます。

田んぼで育った苗を1度抜き、その苗を苗割りと言って分割してポットに入る大きさまで割っていきます。


苗割り作業

なるべく無駄がでないように割っていくのですが、虫がついてたり、新芽がなく成長の度合いも良くない苗などを見抜き、省いていきます。


新芽が出た状態のい草の苗

その苗を320個の穴(ポット)が開いている育苗箱という物に入れていきます。

一つ一つ挿していきます。


真剣な眼差しでチェックする八巻さん

1つの穴に1つの苗を黙々と入れます。
僕は今年でポット苗作りは3回目ですが、1時間に3〜4箱が限界です?
この作業は8:00〜12:00までノンストップ‼️

苗割りはご近所さんや元い草農家さんにも手伝ってもらっているそうです。今では高齢化により、人手を確保する事が難しい状況とのこと。

私も最初は、少しでも農家さんのお役に立てればという思いもありましたが、苗から携われることがとても勉強になることを知りました!!
全国の畳屋さんがこの時期、手伝いに行けたら勉強になるし、農家さんもとても助かると思います。

ポット苗作りをやっている間、農家の吉田さん親子は田んぼに行って稲刈りや苗掘りを夕方までやっています。

ダダダッと!


ドーーーンと!

その日に作ったポット苗を夕方みんなで田んぼに持って行きます。

水を抜いた田んぼにポット苗を並べます。並べ終わったら田んぼに水を入れます。


田んぼに綺麗に並べていきます。


並べ終えると綺麗な夕焼け空。

そして帰って明日の準備。
夕飯をみんなで食べたら、家族総出でポット苗作りをしますᕦ(ò_óˇ)ᕤもうひとふんばり!


少し眠気が…(^^;;

猫の手も借りたいほど忙しい農家さん。
それでも、僕たちが行っている間、吉田さんの誕生日をささやかながらお祝いでき、喜んでもらえると、夏の稲刈り・秋のポット苗の年2回、熊本に行くという習慣をこれから先もずっと続けていきたいと改めて思いました。


い草の苗と愛犬くぅ〜ちゃん

さぁ、来年の夏、僕たちが作ったポット苗の成長はいかに⁉️
乞うご期待です✨
ここの田んぼで出来た畳表も入荷してます。ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください!

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